2018年06月23日

親なき後の問題

こんにちは。たまプラーザの女性行政書士の宇佐美です。
昨日は後見制度の研修会に参加してきました。

成年後見という言葉も、以前より知られるようになってきました。でも、認知症の方のための制度と思われている方がほとんどではないでしょうか。
川崎市成年後見制度利用支援事業実施要項によると
「(目的) 第1条 この要綱は、川崎市に居住する判断能力が十分でない高齢者、知的障害者及び精神害者の福祉の増進を図るために…」とあります。
知的障害、精神障害、身体障害のお子さんをもつ親御さんの抱える問題は「親なき後の問題」としてマスコミでも取り上げられますが、正面から答える法が整備されていません。

第2子に障害があり、その子に自分が親から相続した財産は全部残したいと妻が遺言をかいたとしたらどうでしょう。
夫やほかの子供たちには遺留分があります。付言で「理解してください」と書いても法的効力はありません。

遺言を書くにあたっては、家族でどのような制度を使うのかも含めて、今後を話しあうことが大切です。
どれひとつとっても、同じ遺言はありません。どうしたらいいのか迷われたら身近な行政書士にご相談ください。
posted by こうさぎママ at 12:29| Comment(0) | 後見

2018年06月18日

おひとりさまが地震にあったら…

こんばんは。たまプラの行政書士宇佐美です。
今朝は、大阪の地震のニュースに驚きました。すぐに実家や婚家へ電話をしましたが、つながりません。
携帯もでない…。慌てました。
20分後、やっと話すことができました。父の部屋は積み上げてあったものが散乱し、食器棚の中でグラス類が割れ、買ったばかりのテレビは亀裂がはいったそうです。
義母はひとりで住んでいるので、心配しましたが、無事だとわかりほっとしました。
誰もケガがなくてよかった。

ニュースでは、「落ち着いたら近隣のひとりぐらいのお年寄りに声をかけましょう」と呼び掛けてました。
ずっと、昔から住んでいてご近所付き合いのある方は、声掛けがあるでしょう。
でも、高齢になってから引っ越しをした方は、お付き合いのない方が多いと思います。私の父もそのひとりです。
おひとりで、家の中が散乱したら不安な気持ちでいっぱいになるでしょう。
おひとりさまの老後。なにかがあったとき、相談したり頼れる方はいますか。
そんなことを考えた一日でした。

posted by こうさぎママ at 22:19| Comment(0) | 日記

2018年06月09日

死亡退職金は相続の対象?

こんばんは。たまプラーザの行政書士宇佐美です。

今日は、相続税の研修会に参加してきました。その中から、相続(遺産を分ける)と相続税の対象は別であるということをお伝えしたいと思います。

定年まで勤め上げで、もらう退職金は、お亡くなりになる前にもらったのであれば、相続の対象財産になります。しかし、在職中にお亡くなりになって、「死亡退職金」が会社から支給される場合は、相続財産に含まれません。
例えば、国家公務員の場合なら国家公務員等退職手当法(こんな法律があるのですね)で、定められています。この規定では、だれがどの順番で受け取れるのか明記されています。
配偶者(内縁含む)→子→父母→孫→祖父母→兄弟姉妹 です。

しかし、相続財産でなないから、相続税が課されないというと、なんと違います!
税法上では、死亡退職金は被相続人の相続対象とみなし、相続税の課税対象としています。
ただし、500万円×法定相続人の数=非課税限度額 となり、それ以下であれば非課税となります。

例)父が亡くなり、相続人は母とこども二人の場合
500万×3人=15000万までは、死亡退職金に対しては相続税は課されません。
ちなみに、相続放棄した人がこの中にいたとしても、非課税限度額の算出には法定相続人の数には含めます。

ややこしやです。相続税は難しいですね。相続に詳しい税理士さんに相談するのが一番です。
どの士業にもその先生の専門分野があります。このセレクトを間違うと大変なことになります。

相続が起こった場合、やることがたくさんあります。まずは、窓口として行政書士にご相談ください。
必要に応じて相続に強い税理士・司法書士をご紹介させていただきます。


posted by こうさぎママ at 22:29| Comment(0) | 相続