2020年09月05日

献体登録

こんにちは。人生100年時代のパートナー 川崎市宮前区の遺言・相続・後見専門の女性行政書士 宇佐美です。
おひとりさまの終活として”献体登録”を考える方いっらっしゃいますか。

ひとりさま、お子さんのいないご夫婦の場合、親族に迷惑をかけたくない。
という理由で検討をされていると思います。実際、献体登録される数が増えています。

では、実際にお亡くなりになったあとはどうなるか。

1.献体登録をしている大学事務局へ電話で連絡します。

2.献体登録番号を聞かれます。

3.確認がとれれば、担当者から電話があります。
  コロナ禍の中では、コロナ感染の有無を病院に確認し、疑いがあれば献体できません。

4.「ご遺族は献体に賛成されていますか」と質問されます。登録をする際にも同意書を提出しますが、再度確認されます。
  次に「お別れの会をされますか? そのままご遺体を引き取りを希望されますか? 病院はいつまで預かってくれますか?」

5.お別れの会、つまり葬儀をしてから献体もOKです。
  その場合は、ご遺体が傷まないように葬儀屋さんにお願いします。
  そのまま引取をを希望すると、業者を手配して病院までお迎えにきてくれます。

6.死亡診断書の写しを業者へ渡します。
  大学から「解剖に関するご遺族の承諾書」等の書類が送られてくるので、記入して押印の上、埋葬・火葬許可証と一緒に返送します。

ここで、問題です。
遺骨になるまでの期間が1〜2年。長いと3年後になります。
築地本願寺で年に1度、法要があり大学から案内がきます。
その場合、ご遺族も高齢であることがほとんどでしょう。
では、ご遺族が遺骨の引取を希望されない場合はどうなるのでしょう。
その答えはこちらに記載されてました。
東京医科歯科の会報
日本大学医学部白菊会

もし献体を考えておられるのなら、納骨までしっかり考えて、ご親族に伝える必要があるのではと思います。
先ほどの会報には、いろいろな情報や、登録されている方の寄稿がありますので、参考になさってください。
またこちらの本もおすすめです。
献体

献体登録をしても、実行してくれる人がいないと成就しません。
献体登録証は大切なものと一緒にして、わかるようにしておきましょう。

遺言・相続・後見のご相談は「かわさき相続相談室 宇佐美行政書士事務所」へお問合せください。



posted by こうさぎママ at 11:21| Comment(0) | 終活

2019年12月29日

おひとりさまの海洋散骨

こんばんは。人生100年時代のパートナー 川崎市宮前区の遺言・相続・後見専門の女性行政書士 宇佐美です。

先日、遺言案の作成をご依頼いただいた方がお亡くなりになり、散骨に行ってきました。
その方は、遺言教室にご近所の方と参加してくださったのがご縁でした。その後もおひとりさまの終活セミナーにもご参加くださいました。いつも、息子は詐欺の黄色いバックを提げていらしたのが印象的でした。

息子は詐欺バック

「もっと早く遺言書を作りたかったんだけどね」と事務所へ来られたときもこのバック。
違っていたのは、とても痩せてらしたこと。
それから2週間後、余命宣告をされたと連絡がありました。
急いで、公正証書遺言案を作成し、公証人の先生に病室へ来ていただいて無事公正証書遺言ができました。
その後、ご親族ともお話をし、もしもの時は私が病院へ駆けつけることになりました。
もしもの時は、思いのほか早く訪れました。
ロッカーにはボストンバックと黄色のバックが入っていました。切なくなりました。

ご葬儀も参列させていただき、散骨もお誘いいただきました。

ぷかり桟橋

10時半にみなとみらいのぷかり桟橋に集合。2海里先まで船で行き、そこで散骨。
「個人は世界旅行に出られました。海を見たら思い出してください。」船主の言葉は、葬儀の際にご親族が「兄は遠くに旅行にいったと思うことにしました。」とおっしゃったのと重なり、胸がつまりました。

ご一緒したボランティア仲間の方から「おひとりさまの最期の見本を見せていただきました。」と聞いて、最期のお手伝いできてよかったと心から思いました。
おひとりさまは、最期まで人に心配をかけたくない。迷惑をかけたくないと思うのだと、教えてくれたS様。
きっとあちらでも人のために働いてらっしゃるのでしょうか。
ご冥福をお祈りします。

遺言・相続・後見のご相談は「かわさき相続相談室 宇佐美行政書士事務所」へお問合せください。
年末年始の12月28日から1月4日まではお休みとなります。
posted by こうさぎママ at 00:06| Comment(0) | 終活

2019年11月24日

エンディングファイル

こんばんは。人生100年時代のパートナー 川崎市宮前区の遺言・相続・後見専門の女性行政書士 宇佐美です。

おかげさまで父は無事退院いたしました。でも高齢者の手術は、回復には時間がかかりそうです。
大阪から戻ってきて、先輩と仕事でご一緒しました。父の話をしたら「お父さんは公正証書遺言は作成したの?」と真っ先に聞かれました。もはや職業病ですね(笑)。
父は母が亡くなる前に公正証書遺言を作っていました。
母が亡くなったあと、司法書士の先生に相談して自筆証書遺言を作成しなおしてます。
弟が遺言執行者だそうです。

遺言書を作るだけでは、実は遺された家族は大変です。
父が入院して、ごみ捨て場の掃除当番の箒が玄関先に置いてありました。
弟に聞いても、父が全部やっていたので知らない。

そうなんです。公共料金のお客様番号、プロバイダーの連絡先、新聞屋さんの連絡先、自治会の役員さんの連絡先などなど
日常生活に関わるものを遺された家族に知らせることも大切ですよね。
でもエンディングノートは面倒。
以前のブログに書きましたが、私は遺言書を作っていただいた方にはエンディングファイルをお渡ししています。
ご家族にお渡しすることもあります。
離れて暮らすご家族が、もしもの時に何を家で探せばよいのかわかるうえに、そこに収納しておけば
万が一にすぐに取り出せるからです。
伝えたいことを都度メモして入れておいてもOK。ものぐさでも大丈夫です。
エンディングファイルはその方に必要なものをピックアップしてお渡ししてあるので安心です。
大切な人を失くされたご家族の負担が少しでも軽くなりますように。

遺言・相続・後見のご相談は「かわさき相続相談室 宇佐美行政書士事務所」へお問合せください。

posted by こうさぎママ at 22:12| Comment(0) | 終活